加藤ゼミのシラバス



・ 平成22年度(抜粋)
・ 平成23年度(抜粋)



平成23年度(抜粋)

授業の目標

 社会保障制度の全体像を説明できる程度に理解するとともに、主要な裁判例を背景となる制度構造とあわせて分析できること。
 法学・法律系科目は苦手でも、社会問題には関心があればいい。社会問題にも関心がなくても、元気一杯であればいい。法律系科目が得意であればなおいい。

到達目標

・ ある裁判例に関する事実の概要と判旨を2000字以内で的確にまとめることができること。
・ 裁判例の背景となっている制度概要を自力で紹介し、学説・関連判例をコンパクトに要約し説明できること。
・ 裁判例に関する自分の意見を主張展開し、意見の異なる者と議論のやりとりをできること。

授業計画

 受講生の人数をみて、具体的な授業演習計画を立てる。
 基本的には、裁判例の検討と施設見学や現地調査などのフィールドワークを二つの柱とし、一方に偏ることなくバランスよく取り組んでゆく。
 2010年度は、以下の見学や調査を行った。2011年度も、積極的に取り組む予定である。
   @労働法・道幸ゼミとの日本製鋼所・新日鐵室蘭工場見学
   A早稲田大学法学部の菊池馨実ゼミとの合宿研修
   B札幌刑務所見学
   C札幌市東区役所生活保護課聞き取り調査

準備学習等の内容と文量

 基本的には、毎回、何らかの負担を課す(知力は体力から!)
 当初は、裁判例の2000字要約を課す。その後は、チームワークで判例研究やフィールドワークを担当してもらう。

評価の基準と方法
 演習という性格から、定期試験は実施しない。日常的な演習活動全般を総合評価する。
テキスト・教科書
社会保障法/加藤他:有斐閣
社会保障法判例百選(第4版):有斐閣

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Foundation 2010/05/01






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